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病院事業管理者挨拶

                                               ご挨拶
全人的かつ全人生的医療の提供
                                                               病院事業管理者  北野喜良

    当院の「新型コロナウイルス感染症」診療に対して、多くの市民の皆さまから応援や励ましをいただき誠にありがとうございます。この場を借りて感謝申し上げます。

  さて、市立病院建設事業を今年の6月から再開しています。再開に伴い院内では建設プロジェクトチームを立ち上げ、松本広域圏で唯一の公立病院としての役割、診療機能、病院規模、建設場所、将来を見据えたあるべき姿を検討しています。「どんな病院をつくるか」全職員から意見・考えを聞いて集約・発表・議論し、地域のニーズに合った新病院への変革を目指しています。
  度重なる議論の結果、私達は「地域密着型コンパクト多機能病院」を目指しています。なぜ多機能かと申しますと、急性期から回復期、慢性期医療、訪問診療まで機能的に幅広く医療を提供し、患者さんを支える体制を構築したいと考えているからです。また、医学の進歩に伴い、人間一人ひとりの身体並びに精神情報を多岐に渡り得ることができるようになっているばかりでなく、社会が多様化・複雑化・分断化しており、こうした人と社会の多様性に応えるために病院を「多機能」にする必要があると考えるからです。ICTを活用して病院システムを機能的にして効率化をはかり、医師と医療スタッフの診療の幅を広げることにより多機能とすることは可能と考えています。時代と地域のニーズに合わせて急性期医療の部分は減らし、機能的でコンパクトな病院づくりをしたいと考えています。

  なかなかイメージが浮かばないと思われますので、「新病院構想のイメージ図」を作成しました。コンパクト地域密着型多機能病院は、5つの柱から成り立っています。この柱の中で最も重要と位置付けるのが1の柱で「全人的かつ全人生的な医療を提供する」というもので、その提供のためには病院を多機能にする必要があると考えています。現在、松本医療圏唯一の感染症指定医療機関として新型コロナウイルス感染症診療を行っていますが、引き続き2の柱としてソフト面とハード面の一層の充実を図りたいと考えています。3の柱ではデジタル技術を用いて地域差のない医療提供、4の柱では心安らぐ療養環境の提供を掲げました。また、病院経営の質を高めるべく、5の柱を打ち立てています。
  建設候補地については、現在、波田中央運動公園と波田保健福祉センター周辺の2箇所に絞り込まれています。さらに比較検討・協議し、今年度内に決定する予定です。

  われわれは「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)と闘いながら、経営改革を行いつつ、新病院を建設する」という難題に立ち向かって行きます。制約のある中、地域と時代に合った素晴らしい病院をつくりますので、皆さま、応援をお願い申し上げます。  
                                                                                  (2020年11月13日更新)

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