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脳神経外科

特徴

脳神経外科で扱う疾患は、脳出血、脳腫瘍、外傷、水頭症、てんかん、認知症などですが、地域性から脳血管障害が多いため脳梗塞の診療の一部も当科で行っています。

外来は、定時の診察が月、火、木曜日ですが、他の曜日も救急患者や紹介患者があり、午前中はほぼ毎日、外来に出ています。

主な手術は、動脈瘤クリッピング術、腫瘍摘出術、血腫除去術、定位脳手術、頭蓋形成術、脳室・腹腔シャント術、慢性硬膜下血腫などです。脳外科医師が一人の体制で、手術件数は少ないですが、くも膜下出血に対する動脈瘤クリッピング術から慢性硬膜下血腫の穿頭術まで、幅広い手術に対応しています。

救急医療体制の整備に伴って、頭部外傷で搬送される患者さんも増えており、多発外傷は外科、整形外科と連携を保ちながら治療を行っています。

近年、アルツハイマー型痴呆症が増えており、月一回住民を対象にした「痴呆予防教室」を開催し、早期発見に努めています。

当院には最新のCTやMRIが導入されており、低侵襲で精度の高い診断が可能になっています。今後も地域の皆様のため、脳神経外科の専門分野とプライマリ・ケアの両立を目指して診療に当たる所存です。

主な疾患

脳出血

脳出血に対する手術の適応は、昏睡状態にある患者さんの救命を目的とした開頭術の他は、縮小方向にあり、保存的に治療する傾向にあります。機能改善を目的に手術を行う場合は、侵襲の少ない小開頭による定位脳手術を基本としています。

脳梗塞

脳梗塞に関しては、最近は心疾患が原因の塞栓症が増加傾向にあります。心房細動などの不整脈や弁膜症が基礎にあり、梗塞を発症する例で、循環器内科の医師と協力体制のもと治療を行っています。当院の脳ドックでは、心臓の超音波検査がルーチンで行われ、脳梗塞の原因となる心疾患の早期発見に努めています。

また、脳梗塞発症早期の患者さんに対し、緊急血管撮影による血栓溶解術も可能な体制になっています。梗塞の場合、急性期からのリハビリが重要で、入院日または翌日からのベッドサイドでのリハビリを開始しています。嚥下障害のある患者さんには、経鼻ではなく比較的早い時期に胃瘻を増設し、経管栄養を進めるとともに嚥下リハビリを積極的に行っています。急性期の後にさらに回復期のリハビリが必要な患者さんには、周辺医療機関との連携のもと適切な施設をご紹介しています。脳血管障害で後遺症を残された場合、在宅や施設入所など介護が問題になることが多く、当院では入院後の早期から医療相談員(ケースワーカー)がご家族との面談にあたっています。

脳腫瘍

脳腫瘍の手術は良性腫瘍が主ですが、悪性の場合は、放射線療法を信州大学にお願いしています。大きさが3cm以下で、良性腫瘍でも摘出が困難な場所にある症例や、悪性腫瘍の場合は定位放射線療法(γ、X-ナイフ)が有効で実施可能な近隣の医療機関をご紹介しています。

てんかん

てんかんの患者さんは病脳期間が長いため、内服指導、日常生活での指導などに時間をかけるように心がけています。また、妊娠を希望される患者さんも多く、薬の胎児への影響、休薬による発作の危険などを良く説明し、計画的な妊娠を指導しています。

スタッフ

中村  雅彦

副院長
脳神経外科科長
地域医療連携室長
昭和59年  自治医科大学卒業

  • 資格
    日本脳神経外科学会専門医
    日本外科学会認定医
    診療情報管理士
    医学博士
  • 学会
    日本脳神経外科学会
    日本脳神経外科コングレス
    日本外科学会
    日本医療情報学会
  • 担当・専門
    脳血管障害
    痴呆・記憶の障害
    嚥下障害

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